県立高等学校再編について

 少子化により生徒数が年々減少していく中、生徒がより良い教育環境の中で充実した高校生活を送ることができる様に、全国的にも高校の再編整備が進められています。本県においても避けて通れない問題として再編整備計画が策定されております。
 今後、高校受験を控えている生徒さんにとっては深く関わってくる問題でもありますので、今回は、県教育委員会より発表されました県立高等学校再編計画を参考にまとめましたので、是非ご覧下さい。

再編整備の実施について

 再編計画は平成21年から26年にかけて段階的に第1次~第3次に分けて実施される予定です。県内旧4学区のうち学校の小規模化が最も進んでいる奥越地区から第1次計画として再編整備が始まります。

①第1次計画(平成21~23年度)

全日制高校の再編(奥越)
  職業系専門学科の再編整備等(総合産業学校の設置等)
定時制・通信制過程の見直し
  昼間2部制から時間帯を固定した昼間制への移行
  単位制・2学期制の導入、教育内容・教育相談体制の充実

②第2次計画(平成22~25年度)

全日制高校の再編(福井・坂井地区・嶺南地区)
  職業系専門学科の再編整備等(総合産業高校の設置)
拠点校の配置
  農業、工業、商業科について拠点校を配置
定時制・通信制高校の見直し
  夜間制から昼間制への移行定時制・通信制高校の配置の見直し

③第3次実施計画(平成23~26年度)

全日制高校の再編(丹南地区)
  職業系専門学科の再編整備等(総合産業高校の設置等)

 

第1次計画の詳細について

1.奥越地区の全日制高校の再編整備

高校名 学科名 1学年当たりの
学級数
1学級当たりの
生徒定員
備考
大野高校 普通科 5 36 1学級減
勝山高校 普通科 5 36 情報コース新設
情報コース (1) (36)
総合産業高校
(大野東、
勝山南高校は統合)
機械科 1 30 工業科
電気科 1 30
総合ビジネス科(仮称) 1 30 商業科
生活福祉科(仮称) 2 30 ・家庭、福祉科
・コース制を導入

 奥越地区には現在4つの県立高校が設置されています。それぞれの高校の再編計画は表の通りになり。最も大きな変化は大野東高校と勝山南高校が統合されるということです。統合後の総合産業高校の設置場所は現在の大野東高校となります。開校は平成23年度となっておりますので、現在中学2年生の生徒さんが第1期生として募集対象となります。大野高校、勝山高校に関しましても同様に23年度より新体制に移行されます。

2.定時制・通信制課程の見直し

昼間制への移行
  現在、昼間2部制をとっている3校について、時間帯を固定した昼間制へ移行する
  道守高校夜間部の商業科については、募集を停止する
単位制・2学期制の導入
  全ての定時制において、3年間での卒業が可能となるよう、単位制・2学期制を導入する
  単位制への移行に当たっては、生徒が必履修教科・科目を卒業までに必ず履修できるよう、受講教科・科目の選択の仕方についての指導を徹底するとともに、入学学年ごとに、受講教科・科目をある程度絞る形態をとる。

 

第2次計画の詳細について(案)

 現在、あくまでも案として発表されているものですが、詳細は下記の通りになります。

坂井地区の全日制高校の再編整備

 坂井地区には現在、職業系専門学科を持つ県立高校が4校設置されています。それらを統廃合した総合産業高校を設置するというもので、坂井農業高校と春江工業高校のどちらかを本校とし、平成25年春に開校する計画です。
 職業系専門高校の坂井農業高校・春江工業高校と金津高校の情報処理科、経理科・三国高校の家政科を統廃合し、工業系学科・商業系学科、農業系と家庭系を組み合わせた新しい学科の3学科で総合産業校を設置するとしています。

 総合産業高校の設置により、少子化に対応した運営や職業系学科の専門性の向上、社会のニーズに合った教育体制の整備を図ります。3年間で普通教科と専門教科のほか、自分で教科を選択して専門分野のより深い学習や、進学に向けた普通科目を学ぶことができます。
 この再編が行われると、坂井地区の全日制県立高校は、金津高校、三国高校、丸岡高校、新設の総合産業高校と従来の5校から4校になります。県教育委員会は今後、協議を重ねて年度内に再編整備計画を策定する予定です。