新聞やTVで報道されているように、大学入試の状況は年々変化し、ここ宮城県でも、国公立大や一部私立大の難化、入試制度の多様化など大きな変化があります。
そこで、さまざまなデータを分析してわかった宮城県内の大学受験状況の「変化」をご紹介します。
2010年の全国の国公立大学の志願者数は前年比3%増で、志願倍率(志願者数÷募集人数)は4.8倍→4.9倍とアップしました。深刻化する不況で‘国公立大志向’が強まり、さらにはセンター試験平均点の2年連続ダウンの影響で、安全志向が強まり1ランク落とした慎重な出願傾向が見られました。
実際に、県内の受験生の得点は542.6点(前年比-21.2点) という結果で、東北大学など難関国立大を志望とする受験生が 志望校の変更を行なったり、私立大学の後期入試を受験する傾向 が見られ例年以上の高倍率でした。
宮城大学の出願倍率が上昇
県内の国公立大学の出願倍率を見ると、東北大・宮城教育大は例年並みの出願倍率ですが、宮城大学に関しては例年以上に高倍率の入試となりました。実際に、前期入試で3.4倍(+0.5)、 後期入試では6.4倍(+0.9)という結果でした。
全国的な流れである、“地元志向”“安全志向”は県内の私立大学にも影響を与えているようです。さらに、大学生の就職状況の急激な変化の影響から“資格志向”も強まっています。
実際に、東北福祉大では、一般・推薦入試全体で受験者数が1,259人増加し、出願倍率も過去3年間増加傾向が続いています。特に現役高校生の推薦入試の出願数が増えており、推薦A方式では2.2倍(昨年比+0.9)・AO入試に至っては3.7倍という高倍率となっており、過去3年間増加傾向が続き、現役合格を早期に確実に決めたいという受験生が増えており、県内の主要私立大学の人気が高まっていると言えます。
さらに、東北地区のある進学校では、国立難関大である東北大の併願先として、従来は首都圏の難関クラスを受けていた層が、今年度は地元の東北学院大を選ぶケースが増えたこともあり、年々安全志向・地元志向が強まっていると言えます。
さて、今後の大学入試状況はどうなるのでしょうか?
全国的な流れとしては、学力重視の入試方式が増えるという見方の学校関係者が多いようです。実際に、県内でも宮城大学では、 平成23年度の入試からセンター試験の科目を5教科7科目以上に拡大し、個別試験においても従来の総合問題に加えて、英語・数学の科目が課されることが発表されています。私立大の入試においては、東北福祉大学でセンター試験利用入試を取り入れるなど、今後益々センター試験の重要性が増していくようです。
志望大学へ合格するには、早期勉強の開始により「基礎学力の確立」と合わせて、入試に関する情報収集が必要になります。そこで、KATEKYO学院では、各専門のプロ講師と事務局の教務スタッフでチームを組み、カリキュラムの作成から受験対策まで総合的にバックアップいたします。
