中学三年生の皆さん、受験勉強は順調に進んでいますか。各教科の勉強はもちろん大切ですが、入試情報についても正しく理解しておく必要があります。今回は公立高校の入試について見ていきましょう。
今年度の入試も昨年同様、前期選抜と後期選抜の二段階選抜となります。どちらも自由出願ですので、希望する学校・学科へ志願理由書を添えて出願すれば受験することができます。しかし、前期選抜合格者は、後期選抜への出願ができなくなりますので、注意が必要です。
また、毎年人気校は、受験生が集中しますので、合格を勝ち取る為には、前期後期とも十分な対策と準備が必要となります。
前期選抜は、自己推薦型入試とも呼ばれ、調査書・面接・作文(小論文)・実技などが行われます。各高校・学科によって、試験項目や内容は異なりますので、事前によく確認しておくことが必要です。
調査書は、中学校生活の全般の記録となりますが、各高校では、主に教科の評定を重視しています。評定は、定期テストの結果が大きく影響しますが、日頃の学習態度や宿題・課題などの提出物も評価の対象となります。主要五教科だけでなく実技系の四教科もありますので、気を抜かずに取り組んでください。評定が付くのは、十二月中旬頃です。まだ間に合いますので、あきらめずに評定アップを目指し、頑張って下さい。
次に面接ですが、志願理由書に関する質問や中学での部活や生徒会、高校進学後の抱負や将来の夢など様々なことが訊かれます。事前に幾つかのパータンを用意し、練習しておくとよいでしょう。
そして、作文(小論文)・実技ですが、特に進学校や専門学科(音楽科・英語科・体育科など)では、難易度が高い課題が課せられます。当日、あわてないように面接同様、十分な準備と訓練をしておきましょう。
後期選抜は、従来通り、調査書と学力検査で行われます。例年膨大な範囲から出題されますが、内容を分析しますと、一、二年の範囲から六割、三年の範囲から四割程度となっています。三年生は、三年で学習する内容にプラスして一、二年で学習した内容の総復習を今から同時に進める事が得点アップの要となります。
選抜は、左図のような相関図を各高校が作成し、それに基づき行われます。

三年時の調査書の評定合計値(四五満点)を縦軸、入試当日の学力検査点(五〇〇点満点)を横軸とし、それぞれに定員に対する基準線を設定しています。判定基準線がどこに引かれるかは、各高校・学科によって違います。受験しようとしたけれども中学の先生かららストップがかかる場合は、学力・評定のいずれが不足しているという事になります。
受験についてのご質問は、県内各教室にお気軽にお問い合わせください。