基礎基本から応用まで幅広く出題。大問数は6問、設問数は21で昨年と同数。
難易度は例年並みで、昨年の平均点(62.7点)と同程度になると予測される。
大問1は論理的文章の読解力を問う問題。文章の文脈を接続詞などに気を配りながら丁寧に読み、作者の意図を理解できているかが問われ、漢字の読みも出題された。
大問2は文学的文章を読み、登場人物の心情の変化を読み取る問題だった。
大問3は古文、大問4は漢文から出題。歴史的仮名遣いや返り点の書き下しなど、古典を読み解く基礎を見た上で文章を類推する力、古典を鑑賞する力を試した。
大問5は語彙や漢字について聞いた。書写の授業も踏まえ、漢字の画数や書き順についても出題した。
大問6の作文では、与えられた題をもとに、論拠を示しながら自分の考えを表現する総合力を試した。文章にはめる漢字を選ばせることで、着想力についてもみた。
計算技能や論理的思考、数学的思考などを試す問題を各学年と領域から満遍なく出題。
大問数は昨年と同じ6題。設問数は1つ減って23。難易度は例年並みで、昨年の平均点(48.7点)と同程度になると思われる。
大問1、2は基礎的な問題。大問1は数や式の計算力をみた。
大問2は2次方程式や確率、比例など6領域での理解を試す問題。
大問3は日常生活で数学が活用される場面を想定。値段の違う種類の焼きまんじゅうの串の数について、連立方程式をもとに計算させた。
大問4では関数をグラフや式で表現させ、その性質について聞いた。
大問5は平面図形についての問題。コンパスや定規を使った作図や証明問題を通し、基本的な理解度をみた。
大問6は発展的な内容で、図形の総合的な理解を試した。1次関数のグラフでの表現、空間図形の計量、三平方の定理などについて出題。
物事を相互に関連付ける力を問い、図表など資料を読み取る力を試した。
設問数は昨年の47から45に減ったものの、配点は地理と歴史が35点ずつ、公民が30点と昨年と同じ。難易度は例年並みで、昨年の平均点(48.7点)と同程度になると思われる。
大問1はバンクーバー五輪やインターネットを通し、時差や情報化社会について考えさせる、3分野の融合問題とした。
大問2、3は地理から出題。大問2は地形図を読み取らせ、資料をもとに工業の変化などを考えさせた。
大問3は資料からニュージーランドの地域的特色を見つけ、追求する視点を試した。
大問4は古代から近世、大問5は明治から昭和の歴史に関する設問。
大問4は各時代の政治の担い手への理解を試し、大問5では世界の出来事が日本に及ぼす影響について考えさせた。
大問6、7は公民の問題。大問6は企業活動や、資源の有効利用などを考察させた。大問7では首長制度など地方自治について聞いた。
実験や観察などを通して科学的に調べる力や、調べた結果を表現する力を試した。
物理と化学の第1分野と、生物と地学の第2分野から均等に出題した。
大問数は昨年と同じ6で、設問数は2つ増えて49。平均点は昨年の48.7点と同程度になると思われる。
大問1、2は第1、第2両分野への基本的理解をみた。
大問2は観察や実験をもとに、科学的に調べる能力や科学的思考力を試した。
大問3は生物分野からの出題。エンドウの観察から、植物の増え方の違いを考えさせた。
大問4は地学分野からの問題で、岩石の生成され方の違いによる火成岩の特徴を聞いた。
大問5は化学の問題。鉄の化学変化について調べる実験を取り上げ、物質が変化することへの理解をみた。
大問6は物理分野から出題。エネルギーの移り変わりについて考えさせた。エネルギーの変化の様子をグラフで書かせるなど、表現力もみた。
聞く、話す、読む、書くことの能力を試すとともに、英語を聞き取る力を問う問題に全体の3割を充てた。
大問数8は昨年と同じで、設問数は1つ増えて28。難易度は例年並みで、昨年の平均点(55.1点)より少し高い60点程度になると思われる。
大問1~4はリスニングの問題力を、大問2では対話の流れを理解し、相手の発言に応対する力を試した。
大問3ではまとまった英文を聞いた後、内容についての質問を答えさせた。
大問4は質問に対して自分の考えをまとめ、英語で答える問題。聞き取り能力と表現力をみた。
大問5は語彙、文法などの定着を測る基本問題。
大問6は自分の考えを相手にわかりやすく伝える発信力をみた。
大問7は読書をテーマにした対話の内容を理解する力を試した。
大問8は約420語の長文問題。まとまった文章を読み、読解力や単語力、文法力などの総合力をみた。