いよいよ、みなさんの大好きな夏休みが始まります。部活も引退して、いよいよ受験に本気モードでいきましょう。今回はプロ家庭教師が、夏を有意義に過ごす、「スゴ技」をみなさんに教えます。
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日立事務局 田中大祐先生 法政大学卒 |
こんにちは、田中です。今回は、受験において非常に重要なテーマをお話ししたいと思います。それは、文章を読み解く力、すなわち読解力についてです。これは、英語の長文読解、国語の評論文読解においても根本となる考えです。また、歴史の教科書からストーリーを読み取ったり、数学の問題解説を正確に捉えることも、この読解力が大きくモノを言います。
今回は皆さんに読解力をつけてもらえるように、文章を読み解くポイントをお伝えします。
文章には、筆者の伝えたいこと、すなわち主張があります。みなさんも手紙や作文を書く時、伝えたいことがあって書くはずです。しかし、自分とは違う考えをもった他人に自分のことを伝えることは困難です。特に、アメリカのように様々な人種の人たちが暮らしていて、国籍、文化、慣習、それぞれ異なった背景をもっている国ではなおさらです。そんな中で、自分の伝えたいことを伝える手法として世界中で論理(ロジック)が発達しました。
論理というと難しいと感じるかもしれませんね。みなさんは何かを伝えたい時、どうしますか。分かりやすい言葉を使ったり、表現を変えたり、具体的な例をあげたりするのではないでしょうか。実は、難解に見える英語長文も国語の評論文も根本は、主張と具体例により展開されています。
文章を読む時、平面上に広がる文章を、立体的な一本の木としてイメージしてみましょう。木の中心となる太い幹は、筆者の最も伝えたい主張です。幹から広がる大きな枝は段落ごとの主張であり、筆者の主張を支えるものとなります。大きな枝から分かれる小枝や葉は、具体例や引用、例え話です。
ここで大切なことは、たとえ小さな枝であろうとも一本の木と同じものであるのと同様に、文章における一つの具体例や引用でも、筆者の主張を色濃く反映させていることです。言い方を変えると筆者の主張は、表現を変え、形を変え、何度も繰り返されるということです。
読解力とは、語彙や文法、構文の知識ももちろん大切ですが、文章を構成する根本を読み解く力こそが最も重要な鍵となります。様々な文章問題を読み解く時、一本の木をイメージしてみてください。木々が大空に向かって枝を広げていくように、より大きな、広大な視点で文章を見渡せる自分に気づくはずです。
夏休みに感想文を書くため読書をする人も多いと思います。そしてその多くが小説などの物語を読むのではないでしょうか?
物語はただ「面白い話を読んだ」というだけの感想では終わりません。物語のすべては大きな木の「枝葉」の部分、つまり具体例です。物語を一つ読み終えた時に「作者の最も伝えたい主張」を感じ取れるように物語中の1つひとつの出来事から読み取っていきましょう。きっと去年よりもずっと素敵な感想文が書けるはずです。
カテキヨーでは読書感想文などの「夏休みの宿題」を有効に活用しながら「確かな学力を身につける」ための独自のノウハウがたくさんあります。ぜひこの夏は私たちカテキヨーのプロ家庭教師の指導を体験してみて下さい。